我孫子「どれみピアノスタジオ」コーチングセミナー4回目「質問する」 2010.8.24 担当 木下尚子
猛暑の中、参加者のみなさん笑顔で来てくださいました。
遠藤先生がいつも用意してくださる冷茶の美味しいこと。
白いグランドピアノの雰囲気と、円陣になるとちょうどいいスペースが心地いいです。
まず、一か月承認してみた感想、エピソードなどを全員にリレー形式でお聞きしました。
エネルギーがかなり高まりましたが、これからが本番。となりの参加者のどんな点でも承認してみるというゲームをしました。
限られた時間で限られた情報で、自分の感性を研ぎ澄まして相手を観察してみることも新鮮です。
今日のテーマは「質問する」
質問にもいろいろな種類、意図、目的がありますが、今日は効果的な質問ってどんな質問かを考えてみました。
コーチングの質問は、相手に考えさせます。正しい答えがあるわけではありません。そして、未来や可能性に向かっています。
まずは発見の疑問詞といわれる「WHAT」そして「HOW」を使って質問をつくる練習。
そしてレッスンで具体的に使うためにはどんな場面でどういうふうに使うのか。参加者の先生にも効果的な例をシェアしていただきました。
「新しい曲に入るとき」「時間がなくて練習ができないとき」「レッスンの初めにモチヴェーションをあげるとき」など
練習帳でのチェック。
質問にもいろいろな意図や目的があることを確認しました。
問いかけること自体、子どもを尊重し、考える芽を育てていくことにつながると思います。私自身、質問の質を上げることは一生の課題。音楽の練習と同じです。
相手の状況、タイミングなども大切なポイントですね。